かつて誰かの通った道

アニメ誌買わなくなってもう随分経つんだが、理由なんてせいぜい当時二十代も半ばになって掲載読み物が面白く感じられなくなったせいぐらいに考えていましたが具体的にはこういうことなのかな。
ここで取り上げられてるアニメージュの取り組みと同じようなことをちょうど10年前に角川がニュータイプMk-Ⅱでもやったけど、よっぽど売れなかったのか創刊号だけで終了という結果に。また同時期にはアニメ批評って雑誌もあって第0号しか買って読まなかったけど、その後どうなったのかな。なお、NewWORDSはやたらオシャレだったけど中身薄すぎた感あり。
ニュータイプMk-Ⅱは読み応えあって結構好きだったからまだ捨てずにとってある。これの記事で一番印象的だったのは河森正治のインタビューで(巻頭特集が何人かの監督・演出家のロングインタビュー集)、読んだ瞬間「あ、これはまずいな」と。案の定その直後に製作したアルジュナや以降の作品はエコやスピリチュアルに走り出して。いや、結婚したり子供できたり途上国(特にインド)旅行したりしてこうなる人は身の回りにもちょくちょく居りましてね。今までの価値観に存在しなかった(創造だにしたことが無かった)ものにでも接してショックが大きかったのかなあ。特にオタ気質の奴は視野狭くてこだわりの奥深い気質のままでそうなるからやたら行動が極端っていう・・・。オレも脱童したらきっと凄いぜ?
でも今のマクロスFはその色が久々に見られなくなってるね。しかもグッと面白くなってるし。まだ先週の見てませんが。
ところで他所でも言われてるかもしれないけどVF-25はVF-19を後退翼にしただけに見えるんだよな・・・。