これもいわゆる民間療法

就職してからというもの平日に風邪をひいたことは殆ど無く、ひくときは決まって休日か休前日である。緊張感の保たれているうちは免疫なり何なりが高まっているんだろう。そして休日中に(と言うか大抵一晩で)回復してまた平日には何事も無かったように出勤するか、多少治りきらなくても大抵また緊張感で回復していくのが毎度のパターンだ。
今回うつされた心当たりは二人で5月5日としか思えないわけだが、ともかくパターンには則った。随分喉が痛くて参ったが、これまたいつも通り身体の熱くなるものを食べて、生薬由来のドリンク剤でドーピングして、気持ちギリギリ耐えられる熱さの風呂に浸かって、喉を乾かさないようマスクして厚着して布団重ねて汗だくになりながら一晩寝てほぼ治った。
高校か浪人の頃からできる限り毎度このやり方で、拗らせる前に一晩で一気に方をつける。どうせ身体が熱を出すのだからむしろ人為的に熱を与え続け、対ウイルス用に吸収しやすいビタミン摂取を行っているのだが、医者等はどうやら推奨しないようなので良い子は真似すんな。風邪薬は基本的に飲まないが、鼻水や喉の痛みに我慢ならない時は飲む。さほど効いた実感は無いが。ドリンク剤は安物のケミカルな物はさっぱり効果が無いので生薬物が良いのだが結構値が張る。実家に居た頃はアスパラエースが値が安くよく効いたのでお気に入りだったが、東京近辺の店ではまるで見かけない。たまに安物のアスパラドリンクを見かけるくらいだが、これはさっぱり効果が無い。結局ユンケルやゼナみたいな高値の物に手を出す羽目になって腹立たしい。一本あたり500円以上になると敗北感すら感じる。