ユニコーンと言えばユニコーン邪武ですが

今回は青銅聖闘士ではなく。

ユニコーンの日(上) 機動戦士ガンダムUC(1) (角川文庫)

ユニコーンの日(上) 機動戦士ガンダムUC(1) (角川文庫)

著者と題名で想像つくように中身はガンダムユニコーン。てか、この商品紹介だとはっきり書いてるな。昨日本屋で見かけて思わず吹いた。そりゃこうして売らなきゃ勿体無いと言うか、当初謳われていた目的を達しないわなと思ってはいたので。ターンエーでも同じようなことやりましたね。ラノベ色というかアニメ色というかオタ臭さというかガキっぽさというか、そういうのを一切廃してただ有名作家の一作品とした方がフツーの大人になった人にはとりあえず届きやすいはず。そんなわけで、とかく表紙にはガンダムのガの字も出さず(追記、よく見たら書いてああんじゃん・・・帯で隠れてる)、原案/富野由悠幸・矢立肇の字も最底辺にちっちゃく書いて帯かければ隠れる始末。ここまで徹底されていながら、その書店のPOPにはでっかくガンダムと書かれてて如何な物かと。
一方、ラノベとしてスニーカー文庫版もあり題名逆転させてますがな・・・芸の細かい。こちらはちゃんとこれまでのガンダムシリーズを踏襲する装丁で。一個の作品で(しかも全十巻あって既に単行本で出された後なのに)こんな二正面作戦してもらえるなんてホント売れっ子なんだな・・・つうかラノベとその他一般(?)小説の境界ってどこなんだろうね。大体何となくはわかるけど。
そもそも所謂大衆小説とか何とかいうのはシナリオ内容だけ見たらラノベと違いの分からんものが多いんじゃないか。いや、勝手な想像です。もう滅多に本なんか読まないんで。