この国でも携帯は急速に普及していて、こんな田舎なのに町だけでなく郊外にまで携帯電話屋が乱立している。そもそもここでは固定電話が各家庭には引かれていないようで、あちこちに「電話屋」自体は以前からあったようだ。携帯が普及するようになってからは電話機だけでなくプリペイドカード(こっちは全てこれ)も売るから手軽に店を開くものが増えたのだろう。
ただし電話機は日本のように各キャリアの縛りがない分やたら高くて、一番安い機種が一番普及している。日本の「一番安い」と違って、本当に機能が無くてつくりも安っぽい。メーカーもノキアソニエリしか見かけない。会社で貸与されたのもノキアの2100だ。キーも独立してないゴムっぽいもので白黒液晶だが、日本で14000円するようだ。自分で買う気にはならない。