大学の研究室同期(といってもダブりきった後だから4歳下)の院生が博士に進むにあたって米国へしばらく研修に行く(たかだか3ヶ月なんだが)というので壮行会をした。そういや他の連中も修士終わって就職するんだなあ。初任給からオレより3万は高いんだろなあ。こっちは年に五千円も上がらないんだから一生追いつかないんだなあ。とか感慨に浸る。石油屋に行く奴はオレより月給4万高くてボーナス2か月分多いという・・・。ちなみに都市銀の弟は今のところ月給が年に3万ずつ上がってますが、どこぞの商社マン行った奴は二年目で十万上がってるとかなんとかホンマかいな。ちゃんと知ってりゃそっちに就職すべきだが、就活すらちゃんとせずに院試落ちしてると怒る対象すら自分になりかねんので健康に悪いな。
二次会は壮行される奴が知ってる店と言うことで酒の飲めるメイドカフェに行った。これは正直店にも他の客にも悪い事したと思う。オレとそいつ以外はオタじゃない団体が乗り込んできて「ホントにお帰りなさいませって言ったーー」とか、オムライスに「萌えーーって書いてくださーーい」とか全く最悪だ。集団がよく起こす無自覚な悪意だ。いや悪意ですらなく無邪気か。余計性質が悪い。オレが他の客だったら水くらいはぶっ掛けたかもしれないし、オレが店員なら「他のお客様のご迷惑ですので・・・」とか言って帰ってもらったかもしれない。しないけど。怖いから。こうなるのは分かってたんだから他の店に流れようと思ったのに失敗した。とかくほかの連中はレアな社会経験ができてご満悦のようだった。
帰りはややオタ(アニメは富野ガンダムだけ。漫画誌アフタヌーンだけ)の奴と話しながら。年下のお姉ちゃんが如何に理想的かについてはかなり大幅な同意を得るが、「アンタはかなりの年下狙うことになって大変だね」と言われる。余計なお世話だと思う。