四日目 バラナシ

飛行機でバラナシに行くのでホテルにタクシーを手配してもらい空港へ。自分で捕まえるよりは確実に真っ直ぐ目的地へ行くだろうし、実際今回はそうであった。
チェックイン前に、まずは空港で帰国便をリコンファームしておこうと思いエアインディアのカスタマーオフィスに行ったら、ここは国内線だから出来ないと言うお答え。仕方無いので公表されてる番号に手当り次第かけて見たがどの番号もつながらん。取り敢えず時間も時間になったのでチェックインをすますと、また別のカスタマーオフィスが。今度は比較的優しそうなおばちゃん(と言う程歳は違わんのかも。何せオレが歳食った)に同様の質問をした所、どうやら公衆電話からかけた方がいい事まで分かったので探そうとしてウロウロし始めたら、こいつ駄目だ早くなんとかしないととか思ったのか結局電話のある事務所まで連れて行ってくれて、さらに手続き自体までやってくれた。良い人はいるもんである。
フライト自体は何ら問題無く、機内食ビーフかチキンかベジタリアンか選べるが全てカレーである点もいつも通りで安心すら覚える。
空港で迎えの車に乗ると、運転手が勝手にチャイ屋で休憩取ったり、道の端でも無いのに停車して電話し出したりしつつも一時間程でホテル着。今回は三千ルピーだか本来は八千ルピーだと言うだけあって今までより随分高級だ。しかし無線LANが有料で一時間九百円位するのはアホかと思う。そんなモン使えるか。それより何より、ガンジス川からヤケに遠いぞ。すぐ近くと聞いた気がするが、いやあれは取れなかったホテルの方か?もうよく分からん。
ホテルには代理店から連絡受けてるエージェントが待ち受けていて、案の定タクシーによるツアーを売りつけて来るのだった。2日で2500ルピーとか言い出したので、死ね守銭奴今すぐにとは口に出さずフレンドリーに1700まで下げて貰う。予想よりあっさりだったので、これでも全然儲かっているのだろう。
川ではお約束の花売りょぅι"ょがよって来るので当然買う。春も売ってるかどうかは不明。案の定ょぅι"ょでもない野郎もよって来るので当然追い払う。チャーターされている手漕ぎボートで漕ぎ手のガイドを聞きながらウロウロ。薪がスペシャルたがら死体焼いても臭わないぜとか、そんなの。誰もが何でも捨てるので見た目普通に汚いと思うが、皆余裕で飛び込んだりしておる。当然オレはやりませんそんな事。翌朝は四時過ぎに起きて日の出を見に行くもバリバリ曇って何も見えず。今回の旅行は雨期だけあって天気に祟られる。